うさぎの飼育方法、習性、生態の研究、紹介。餌、快適な住居環境の整備、しつけ、病気・怪我の予防などを詳しく掲載しています。

もし毛球症になってしまったら?

 日頃から、予防を心がけていれば、まず毛球症になることはありません。

 もし糞の量が少なくなったり、大きさが小さくなるような前兆が見られるようでしたら、ペレットは与えずに牧草中心の餌に切り替えます。

 一週間くらい牧草だけを与え続けて、様子を見ましょう。
 毛を分解する効果を持ったパパイヤや繊維分解性酵素入りのサプリメントも与えます。

 これで、もし症状が改善されないようであれば、すぐに獣医さんに相談してください。
 病院では、薬を飲ませたり、胃腸のマッサージを行いますが、効果が現れない場合は手術により毛球を取り出します。
 しかし、うさぎさんの体力が低下していると、手術できません。

 毛球症は命に関わる病気なので、ならないように心がけることが一番大切ですね。