野生のうさぎさんは、地上を走り回って、生えている草を食べて暮らしています。
リスのように木登りができる身体の構造はしていないので、木の上になっている果物を食べるような習慣はありません。
でも、人間にペットとして飼われていると、果物を与えてもらうことができるのですね。
本来、果物を食べるような生き物ではありませんが、与えればおしいそうに食べます。
しかし、バナナや桃、キウイといった果物を与えると、下痢をすることがあります。
これは、うさぎの胃腸が、これらの果物を消化できるようにできていないからです。
(°m°;) アレマッ!
うさぎの身体は、地面に生えている草を消化し、エネルギーに変換できるように作られていますが、木の上になる果物を消化するようにはできていないのです。
本来、自然界では口にしないような食べ物を与えると、消化不良を起こします。
また、果物は糖分が多くカロリーが高いために、肥満や虫歯の原因になることがあるので、あげすぎは禁物です。
例えば、いちご一粒でも、人間とうさぎの体重の比率を考えると、人間が何十粒も食べたのと同じ量になってしまいます。
結論として、うさぎに果物は基本的に必要ありません。
ただ、ビタミン類が豊富な上、良く食べてくれる好物なので、人間に慣らすために少量、手渡しであげるようにすると効果的です。(^o^)/