うさぎの飼育方法、習性、生態の研究、紹介。餌、快適な住居環境の整備、しつけ、病気・怪我の予防などを詳しく掲載しています。

うさぎは臭い?

「うさぎって、臭いのじゃないの?」
 うさぎさんを飼おうか迷っていた時、家族からこのように言われ、私自身も悩んでいました。
 もし、体臭がキツかったりしたら、とても室内で飼うことはできません。ウーム (; _ _ )/ 

 うさぎは、臭いというイメージがあるのですね。

 確かに、昔、学校で飼われていたうさぎは、小さい小屋の中で糞まみれになっていて、なんだか不潔そうな感じだったのを覚えています。
 そこで、ことの真偽を確かめるために、うさぎさんの集合住宅とも言えるウサギ専門店に何度も通ってみました。

 ウサギ専門店では、たくさんのうさぎがいるのにも関わらず、まったく嫌な臭いはしませんでした。
 しかし、お店ですから、消臭には気を使っている可能性もあります。
 結局、うさぎさんにどれほどの体臭があるかは、実際に飼ってみるまでわからなかったのですが……

 心配する必要はなかったです。うさぎさんは、まったく臭いません。
 ヽ(゚∀゚)ノ パッ☆

 体臭はありませんし、糞も下痢にでもなっていない限り、臭いません。
 唯一、オシッコの臭いだけはしますが、これもトイレの躾ができれば、トイレ砂の消臭効果で消すことができます。

 ただ、成長するに従って、オシッコの臭いが強くなっていきます。

 これは節水型の動物として、身体が作られていくためです。
 うさぎは、少ない水分でも生きていけるように進化しているため、成長するに従って、オシッコとして排出される水分が少なくなり、濃厚な尿が出るようになります。
 このため、大人になると、困ったことにオシッコが臭くなってしまうのですね。
 (⌒▽⌒;) オッドロキー

 トイレの躾は、子うさぎの頃しかできないので、初期段階でのトイレの躾は必須になります。

 オシッコの臭いは、あくまで私の感覚ですが、ハムスターより弱いと思います。
 ハムスターは、半砂漠の乾燥地帯で生きてきた節水型の動物であるため、強烈な臭いのオシッコをして、手を焼きました。