ドワーフホトとは？

標準和名	ドワーフホト
原産国	東西ドイツ
認定	1983年
タイプ	小型種。短毛。立ち耳。
全長	約25cm
体重	1000〜1300g
理想体重	1100g
身体的特徴	真っ白な毛に覆われた、まさにウサギといった外見です。ただし、目の色は赤ではなく、ダークブラウンです。 目の周りに黒い縁取りをしたようなアイバンドがあるのが特徴です。 カラーバリエーションは少なく、白い外見にアイバンドというのがスタンダードカラー一種しかありません。

●歴史

　ベルリンの壁に阻まれていた東西ドイツのうさぎブリーダーが、同時期にネザーランドドワーフとホトなどを交配し、偶然似たようなウサギを作り出しました。ドイツが統一されてから、双方のウサギを掛け合わせて生まれたのがドワーフホトです。
　1981年にアメリカに持ち込まれ、1983年にARBAに品種として認定されました。ベルリンの壁崩壊は1989年なので、それ以前に、ドワーフホトの原型が誕生し、はやばやと認定されていたことがうかがえます。

●特徴

　ネザーランドによく似た小型品種です。
　好奇心旺盛で、物怖じしないため、一緒に外出するのに向いています。

　ネザーランドと違って、臆病ではなく、気が強い面があります。
　人なつっこいため、うさぎと一緒に遊んだりしたい場合は、ネザーランドよりオススメです。

　外見的特徴として、なんといっても目の周りの黒いアイバンドが目立ちます。これがあるおかげで、外見の似ているネザーランドより、気品があるような印象を受けます。
　ただし、カラーバリエーションが一種類しかなく、好みの色の子を探す、といったことができないのが残念です。

　通常の小動物を取り扱ったペットショップでは、まずお目にかかれません。うさぎ専門店に行かないと、購入するのはまず無理でしょう。