牧草のタイプ
●乾牧草
牧草を日干しして乾燥させたものです。一般的に市販されているもっとも入手しやすいタイプの牧草です。牧草という言葉は主に、この乾牧草をさします。
乾燥させた牧草は生の牧草に比べて、ビタミンＤが多くなています。
●生の牧草
生の牧草は、乾牧草に比べて栄養面で優れています。特にビタミンＡが豊富であるという特徴があります。
しかし、収穫時期が限られていること、長期の保存が難しいという欠点があります。うさぎ専門店で売られていることもありますが、乾牧草に比べて割高です。
また、乾牧草を与え続けたウサギに、急に生牧草を大量に与えると、胃腸細菌のバランスが崩れ、下痢をすることがあります。もし入手したら、おやつ程度に少量与えると良いです。
理想を言えば、新鮮な生牧草を与えていく方が、ウサギの健康のためには最適です。
ペレットやヘイキューブなどは、どれも人間の都合により保存しやすいように加工されたものです。人間でいえば、インスタント食品を与えているようなものです。できれば、自然のままの草の方が、草食動物にとって最良です。
●ヘイキューブ
乾燥した牧草を細かくして圧縮したモノです。かじって遊びながら食べられる餌として与えることができます。硬いので歯の健康にも良いですが、主食というよりは、おやつの意味合いが強いです。
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