うさぎの飼育方法

死亡率の高い熱中症

 うさぎさんにとっての適温は17〜25℃と言われています。

 実は、うさぎさんは、人間のように汗をかけないため、体温調節が上手ではありません。
Σ(゚д゚;) ヌオォ!?
 耳から熱を逃がして体温調整する機能を持っていますが、ネザーランドは耳が小さいために放熱するのが苦手です。
 このため、夏のような暑い時期の飼育には、特に注意が必要になります。

 うさぎさんは、暑さにとても弱く、28℃を超えるような環境だと、熱中症になる危険があります。
 (; ̄Д ̄)なんじゃと?

 夏、閉め切った部屋にクーラーを付けずに放置しておくと、高温に耐えられず、まず死んでしまいます。野生のアナウサギは、暑い時期には、自分で涼しい場所を探して、そこに穴を掘って避難します。
 しかし、ペットのうさぎさんは、自分で住むところを変えられないため、じっと我慢するしかないのです。

 ハムスターやプレリードックも同様の習性を持っています。
 このようなタイプの動物は、適温を超える環境に拘束されると死んでしまうのです。
 夏場、ベランダは涼しいだろうと思って放しておいたら、一晩で全滅したという例もあります。

 人間が暑いと感じる環境は、うさぎさんにとっては、地獄だと思って間違いありません。
 Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

 暑い時、うさぎさんは、身体を目一杯伸ばして、荒い呼吸をするようになります。
 身体の表面積を増やし、呼吸を早くして少しでも熱を逃がすためです。
 このような行動が見られたら、危険な状態だと思ってください。正直、ヤバいです。

 また、暑い夏にうさぎさんを抱っこしたりすると、飼い主さんの体温との相乗効果で熱中症になる可能性があります。
 うさぎさんを移動させる時は、抱っこをしないように注意しましょうね。