1・体質的な問題。
自然界には存在しない長い体毛を持つ長毛種のうさぎさんは毛球症になりやすいです。
2・ストレスによる問題。
ストレスにより、過剰な毛づくろいをして、毛を大量に飲み込んでしまうことがあります。
3・肥満による問題。
肥満になると、胃腸の動きが悪くなるため、飲み込んだ毛が外に出にくくなります。
4・餌の与え方が不適切。
繊維質の少ないペレットや牧草を与えていない場合、毛が胃腸内に溜まりやすいです。
毛球症にならないためには、以上にあげた原因を作らないことが大切です。
( ̄ー ̄)v ブイ!
長毛種の場合でしたら、二日に一度はブラッシングをして、脱け毛を除去し、飲み込む毛の量を減らす必要があります。
換毛期にあたる春と秋には、大量の抜け毛が出るので、短毛種の場合でも、この時期は二日に一度はブラッシングしましょう。
結構、めんどくさいかもしれませんけどね。
(;^_^A アセアセ・・・
食事は繊維質の高いペレット、牧草を中心にします。
繊維を多く含んだ食品を食べさせ、物理的に毛をからめ取り、押し流してしまのです。
子うさぎのころから、ペレットだけを与え続けていると、牧草や雑草を食べなくなる傾向があるので注意しましょう。
また、定期的に繊維分解性酵素が入った毛球症予防用の健康補助食品を食べさせてあげましょう。
我が家では、うさぎ専門店で買った『アクティブエンザイム』 というサプリメントを毎日一粒あげています。結構、好きらしくて、必ず食べてくれるので助かります。
ヽ(゚∀゚)ノ パッ☆
パイナップルやパパイヤには、パパインという繊維を分解する酵素が含まれています。
これらを直接食べさせるか、ジュースにして与えることで胃内の毛球をふやけさせ、分解することができます。
ただし、パパインは熱で破壊されてしまうため、加熱処理されている通常のパイナップルジュースを飲ませても効果がありません。
うさぎ用の天日干しパパイヤなども売られているので、おやつとして買っておくと便利ですよ。
特に換毛期にあたる時期には、毛球症予防食品は必須になります。
最近では繊維分解性酵素が入ったペレットも売られているので、このようなものを主食に選ぶのも良いです。
また、成長期を過ぎてからペレットではなく牧草を中心にした食生活に切り替え、栄養を与えすぎないようにして肥満を防止しましょう。