うさぎにとって、最適の餌は牧草ですが、中には食いつきが悪い子もいます。
なぜかというと、うさぎさんにも実は個性や好き嫌いがあるからです。
例えば、人間にもカレーが好きな人と嫌いな人がいるのと同じです。
食に関して、うさぎはかなりの頑固者でして、一度嫌いと判断すると、なかなか食べてくれないことがあります。
●ペレットの量を少なくする
牧草よりペレットが好きな子は、ペレットを優先して食べてしまい、満腹になって牧草が食べられないというケースもあります。
また、サプリメントや、乾燥したパパイヤなどのおやつは嗜好性が高いので、これらを食べてしまうために、お腹が空かないという場合もあります。
まさに夕飯前にお菓子を食べて、夕飯が食べられなくなる子供と一緒ですね。(*^m^*) ムフッ
微笑ましいですが、健康面から見て好ましい傾向ではないので、牧草以外の餌を少なくしましょう。一週間に一度は、牧草と水だけの日を作っても良いくらいです。
●上からあげてみる
うさぎさんは、実は飛び出しているのもに興味しんしんです。
「うわー、なんだろう?」と寄ってきます。
このため、ケージの上から吊るすタイプのおもちゃなども売られています。
中には、上から吊り下げて牧草を詰めることができるおもちゃもあり、牧草を引っ張り出して遊んでいる間に自然に興味を持つことができるようになります。
ただし、牧草が散らばるのが難点なんですけどね (; ̄ー ̄A アセアセ
こちらは、ケージから吊り下げる、転がすと、1つで2通りの利用方法が可能な牧草入れです。
遊びながら、牧草を食べることができます。ぜ、ぜいたくな〜
●短く切ってみる
ハサミで切ったり、木槌で叩いて砕いたりして、食べやすくしてあげるのも効果的です。
実は、牧草の長さや硬さなども、うさぎさんによって好みがあります。
形を変えたら、急に食べだすこともあるのです。
わがままさんですね。
●新鮮な牧草を用意
うさぎさんは意外とぜいたく者でして、古くなった牧草を食べてれません。
牧草入れに入れて一日以上経過した食べ残しの牧草には、まずソッポを向きます。
もったいないのですが、古い牧草は取り除いて、常に新鮮な牧草を用意しておいてあげる必要があります。
牧草の保存方法にも気を使って、品質の劣化を防ぎましょう。
●別の種類の牧草をあげる
うさぎさんの餌としてポピュラーなのは一番刈りのチモシーです。
しかし、もし、どうしても食べれくれないなら、二番刈りのチモシーを与えてみても良いです。
一番刈りは嫌いでも、二番刈りなら食べるという場合もあります。
実は、うさぎに適しているのは二番刈りの牧草だという説もあるので、健康面から言っても問題ありません。
ただ、ふつうのペットショップでは二番刈りの牧草を扱っていないこともあるので、入手はやや難しくなります。