うさぎの飼育方法、習性、生態の研究、紹介。餌、快適な住居環境の整備、しつけ、病気・怪我の予防などを詳しく掲載しています。

うさぎの悪い持ち方

 昔、手品のショーで、うさぎの耳を持つマジシャンがいましたが、これは絶対に止めてください。
 ☆~ヽ(××ヽ)ダメ

 耳は、うさぎさんにとって、生命線とも言える大事な機関であり、神経が集中しているため痛がります。何も知らない小さなお子さんなどは、興味本位から、うさぎの耳を掴むことがあるので、注意しましょう。

 また、抱っこする時は、床に座った状態で行ってください。

 立ったまま抱っこすると、うさぎが暴れて手から落とした場合、怪我をさせてしまうことがあります。

 特に、まだ人間に慣れていない場合、手で捕まえて別の場所に移動させようとすると、結構、暴れます。うさぎの足の力は侮れないほど強く、おっかなびっくり抱っこしていると、取り落としてしまう事故が起きやすいです。
(うさぎは、抱っこされた場合、身体が動けることがわかると逃げようとします。抱っこする際は、しっかり力を入れて持ちましょう)

 うさぎさんは、残念ながら猫と違って、高所からの着地があまりうまくありません。
 物を立体的に見ることも苦手なため、高さがうまく測れず、床に叩きつけられてしまうことがあります。
 (≧◇≦)うわ

 また、抱っこする時は、いきなり不意打ちのように掴んではダメです。

 どんなに人間に懐いたうさぎさんでも、まずは、ひと声かけて、こちらの存在に気付かせてから抱くようにしましょう。
 そうしないと、いきなり敵に襲われたように勘違いし、暴れることがあります。
 うさぎさんは、抱っこされるのを本能的に嫌うので、最初は、なかなか思い通りに抱かせてくれませんが、ここで短気を起こして、叩いたりしないでください。

 動物は叩いて躾るという考え方がありますが、これをやるとうさぎに恐怖を与え嫌われてしまいます。

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