うさぎの飼育方法、習性、生態の研究、紹介。餌、快適な住居環境の整備、しつけ、病気・怪我の予防などを詳しく掲載しています。

ペットショップとうさぎ専門店の違い

 ペットショップでのうさぎの値段は2万〜4万円。
 一方うさぎ専門店での値段は4万〜8万円ほどと、2倍近い値段の差があります。

 これを見て、最初「ペットショップで買った方が、安くていいや」と、私も思いました。
 しかし、良く調べてみると、うさぎ専門店で迎えた方が、メリットが高いことがわかりました。

●ペットショップの長所

・ウサギ専門店に比べて値段が安いです。場所や品種にもよりますが、2万〜4万円ほどです。
 都会のペットショップだと家賃の問題で値段が高くなる傾向があります。
 新宿、池袋などの大都市では買わない方が良いです。

●ペットショップの欠点

・店員にうさぎの知識が無いことがあり、雑な飼い方をしていることがあります。

・経費削減のため、狭いケージや、不衛生な環境、大型の檻の中で8匹ほどが複数飼育されている場合もあります。ウサギさんにとって負担が大きく、健康を崩している場合もあります。

・かわいい子うさぎの方が売れるため、まだ身体の弱い、生後6週未満の子を販売している場合があります。

・成長すると身体が三倍近くにもなる雑種の赤ちゃんをミニウサギという俗称で販売しています。

 もちろん、これはこういった傾向があるという話であり、ウサギさんを快適な環境で健康的に飼育しているお店もあります。
 そういった良心的な店を選ぶようにすると良いです。

●うさぎ専門店の長所 

・ちゃんとしたブリーダーから、うさぎを仕入れています。
 通常のペットショップのウサギは、遺伝子的疾患を持つ危険性があろうが無かろうが、関係なく売られています。
 繁殖の仕方もウサギの体の事はお構いなし。
 オスとメスを一緒にしておいて産まれたら売る…という場合もあります。
 専門店では遺伝子疾患を持つウサギには繁殖はさせないなど、知識や責任を持って繁殖した子を販売するようにしています。

・長毛種やドワーフ・ホトといった、ペットショップでは通常手に入りにくいうさぎも扱っています。うさぎの数も豊富で、気に入った子を探しやすいです。

・うさぎが飼育に適したケージで、餌にも気を使って、大切に育てられています。
 このため、人間に対して信頼感を持ってくれている子が多いです。

・うさぎのトイレの躾もしてくれています。このため、トイレを覚えさせる必要が無く、助かります。

●うさぎ専門店の欠点

・健康や血統に留意した繁殖、飼育をしているため、どうしてもウサギの値段が高くなってしまいます。

・店舗の数が少なく、大きな都市に行かないとありません。

 うさぎ専門店は、うさぎ購入者に対して、グルーミングを一定回数無料でしてくれるなどのサービスや特典を与えてくれるところもあります。
 私は『うさぎのしっぽ』という専門店で、うさぎさんを購入したところ、店員さんが顔を覚えてくれて、行くたびに挨拶してくれたので、びっくりました。
 このため、うさぎの飼育の相談も、気軽にできたので助かりました。

 購入者に対するアフターケアをしてくれる点でも、専門店の方が良いです。
(o^∇^o)ノ

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