うさぎの飼育方法、習性、生態の研究、紹介。餌、快適な住居環境の整備、しつけ、病気・怪我の予防などを詳しく掲載しています。

オスとメスの特徴

 子うさぎの頃は、性別による違いはあまりありませんが、大人になると、行動に違いが出てきます。

●オスの特徴

・縄張り意識が強いです。このため、尿マーキングと呼ばれる行動を取ります。
 オシッコを飛ばして臭いつけをして、ここは自分の場所だと主張します(^_^;)
 オシッコで周りが汚れるので、飼い主にとっては迷惑な行動ですね。

・うさぎの顎には臭腺という臭いを分泌する器官があります。
 縄張りの主張のために、この臭腺をあちこちにスリスリこすりつけて、臭いをつけます。
 臭腺はメスにもあって、メスも同じように臭いつけを行いますが、オスの方が縄張り意識が強く、臭腺による臭いつけを頻繁に行います。

・オスの方が人懐っこいという説があります。
(個体による性格の差があるので、一概には言えません)

●メスの特徴

・妊娠すると気が荒くなります。

・妊娠していないのに、妊娠していると思いこむ「偽妊娠」をすることがあります。
 これが起こると、自分の毛をむしって巣作りを始めたり、おっぱいからミルクが出たりします。
 偽妊娠中は気が荒くなるので、そっとしておいてください。
 偽妊娠は15〜20日ほど続きます。
 この間、縄張り意識も強くなり、縄張りの主張のために、ウンチが臭くなったりします。

 私の場合は、尿マーキングされると嫌だったので、オスではなくメスを選びました。
 うさぎのオシッコは臭いので、掃除の手間を考えれば、メスの方が飼いやすいかな? と思います。