昔、近所の幼稚園で飼っていたうさぎが、穴を掘って檻から脱走したことがあります|・ω・)ノ
           なんとか捕まえましたが、その後、園では脱走防止に四苦八苦していました。
ペットのうさぎは、アナウサギを改良した種類なので、本能的に穴を掘りたがるのですね。
 アナウサギは巣穴を作り、大規模な地底街を形成して暮らしています。
           そこを拠点として、群れで活動するのです。
 ネザーランドドワーフは、とても短い耳をしていますが、これもアナウサギの特徴です。
           トンネルで暮らすために邪魔にならないように、耳が短く進化したのですね。
 また、飼ってみてびっくりしたのですが、うさぎさんの爪というのは、草食動物とは思えないほど頑丈にできています。
           肌に直接触れると、痛いくらいです。
           うさぎさんに本気で蹴られると、人間の皮膚など破けてしまうと聞きますが、まさにその通りだと思います。
           硬い地面を掘るために、頑丈な爪を持っているのですね。
 そんな穴掘り生物であるため、ときどきケージの隅で高速で手を動かして、穴を掘ろうとしていることがあります。
           (゜▽゜;) オドロキー
 もちろん、金属製のケージ内で穴が掘れるわけもなく、空しく爪を空振りさせることになるのですが、開始すると、しばらく熱中してやめようとしません。
           その間、ガタガタ! という音が響き渡ることになります。
最近では、うさぎさんの習性である『掘る』という欲求をかなえるおもちゃも売られています。『うさぎのおうち』の中にもみの木チップをたっぷり入れて、この中で遊んでもらおうというものです。