●ゆったりとしたスペース
広いスペースであることが最重要です。
最初は、小さい子うさぎでも、短期間に驚くほど大きく成長するのがうさぎです。
一ヵ月たつと、別人ならぬ別うさぎになります。
我が家のうさぎ・ユキちゃんは、ペットとしては最小のうさぎであるネザーランドドワーフでしたが、大人になると、子うさぎの頃と比べて、二倍以上の体格に成長してビックリしました。
(」゜ロ゜)」 ナント
子うさぎの体格に合わせて、小さなケージを買うと、後で買い替える羽目になってしまいます。
また、上の写真のように、ケージ内にトイレ、ハウス、給水機、ペットヒーター、餌入れといったグッツを配置すると、最初は広く感じても、すぐにゆとりがなくなってしまいます。
最低でも、うさぎが横になって寝そべることができるスペースがないと、ストレスになるので気をつけましょう。うさぎは寝っ転がるのが大好きです。
目安として、高さは、大人のうさぎが後ろ足で立ちあがっても、まだ余裕があるくらい。
横の広さは、50×60センチ以上の大きさであることが理想です。
( ̄ー ̄)v ブイ!
●扉の位置
側面と天井、二か所に開閉可能な出入り口があるタイプのものだと便利です。
トイレや巣箱の掃除がしやすかったり、うさぎを内部から出し入れしやすくなります。
一か所しか扉が無いタイプは、側面に出入り口が設置されています。
扉が一つしかないと、ケージの奥にあるものを取り出すのが難しくなります。
●金網の幅
犬、猫用のケージで、うさぎを飼育しようとすると、金網の幅が広すぎて、子うさぎが首を挟むことがあって危険です。
また、金網の床で、網目が広い場合、うさぎの足裏を傷めることにもつながります。
目が細かいものを選びましょう。
●扉の留め具
留め具のタイプによっては、しばらく使っている間にゆるみ、うさぎが自分で扉を開けてしまうことがあります。
そのようなタイプの場合は、ナスカンや鍵をつけたりして、補強する必要が出てきます。
バネ付きの留め具など、扉が緩まないような工夫のしてある物を選びましょう。
また、金属の先端がうさぎの身体を傷つけることがあるので、先端部がどうなっているかチェックしましょう。
我が家で使っているプロケージは、バネ付きの留め具でしたが、5年間使用していると、若干、バネの力が落ちて、留め具が緩んできました。そこで100円ショップで買ってきた鍵を扉に付けて、夜中にうさぎさんが勝手に外に出てしまわないように補強して使っています。
●引き出し式のトレイ
ケージの底に引き出し式のトレイがついていると、トイレでしそこなったオシッコや糞、飛び散った牧草や餌などが、その上に落ちるので掃除が簡単です。
新聞紙やペットシーツをトレイの上に敷いておき、これを取り出して、ゴミ袋に入れてしまえば、ゴミを楽に処理できます。
●オシッコガード
ケージ下部をぐるりと包む防壁です。
特にオスはオシッコを周囲に飛ばす習性があるので、これがあると便利です。
オシッコだけでなく、牧草の飛び散りも防げるので、ケージの周辺が汚れません。
●キャスター
ケージを手で押して、簡単に移動できるので便利です。
プロケージ以外で、以上の条件を満たしているケージを紹介します。