うさぎの飼育用品

うさぎケージを置くのに適した場所7箇条

1・直射日光が当たらない場所
 太陽の光が直接当たると、日射病になって死んでしまうことがあります。
 ペット用のうさぎは昼間、巣穴で寝ている薄明薄暮性の動物なので、太陽の光は苦手なのです。しかし、たまには日光を浴びた方が良いので、まったく日の当たらない暗い部屋ではなく、カーテン越しに適度に日が差しているような場所が適切です。
(私の知り合いに、うっかりウサギを昼間に庭で遊ばせていたばっかりに、日射病で死なせてしまった人がいます。要注意です)

2・湿度が高くない場所
 うさぎにとって快適な湿度は30〜50%です。
 台所、風呂場、洗面台の近くは、湿度が高くなる傾向があるので、置かない方が良いです。

3・野外で飼わない
 ウサギというと、外に設置した小屋で飼うイメージがありますが、ペット用のウサギは身体が丈夫ではないので、温度管理の難しい外で飼わない方が良いです。ベランダで飼える場合もありますが、夏や冬は、家の中で飼わないと危険です。

4・エアコンのある部屋で飼う
 ウサギを飼う場合、エアコンは絶対の必需品です。
 ウサギにとっての適温は18〜24℃くらいです。
 ふわふわの暖かい毛に覆われているので、冬の寒さには意外と強いですが、夏の暑さには弱く、30℃を越えるような環境では、死んでしまう危険性があります。
(夏、震えるような動作を見せたら、暑さでまいっているシグナルなので、要注意)
 必ずエアコンのある環境で飼って下さい。夏は電気代が高くなることを覚悟しておきましょう。
 だだし、エアコンの風が直接当たるような場所にケージを設置すると、健康に多大な悪影響を与えします。

5・テレビやスピーカーの側に置かない
 ウサギは耳がよいので、音に敏感です。掃除機をかけると、とても嫌がって暴れます。
 普段の生活では、テレビや音響器具、洗濯機の側にいない方が、音に煩わされないので良いです。静かな環境がウサギを飼うのに適しています。
(ただ、長年飼っていると、慣れてしまうようでテレビの音や音楽などに、まったく反応しなくなります。慣れるまでは、聞き慣れない音に過剰に反応して、足ダンすることもあります)

6・部屋の隅に置く
 捕食される動物であるウサギは自分の姿を隠したがります。
 部屋の中央のような目立つ場所では落ち着かないので、壁に囲まれた部屋の隅にケージを設置すると良いです。

7・肉食動物系のペットと同居させない
 犬は好奇心が強いので、ウサギと遊ぼうとする場合がありますが、ウサギにとっては恐怖以外の何物でもなく、ストレスが溜まります。ウサギは強い恐怖にさらされると、それだけで死んでしまうケースがあるので、犬や猫、フェレットなどと同じ部屋に置かないようにしましょうね。
 鳥や魚、草食動物系のペットとは仲良くできます。